2017年は名作揃いといわれた理由がよくわかります。

バーゼルワールドやジュネーブサロンで発表された新作モデルの腕時計達があまりにも出来が良く、アイディアにも優れていたのでスイスの時計界総じて底上げする形で良い作品がたくさん生まれました。

シャネルのJ12も遊び心のあるモデルでバリエーションが増え、シャネルファンを沸かせました。

シャネルの新シリーズ、レクタングル型のレディースウォッチ ボーイフレンドツイード・スモール Ref.H4876、スモール ダイヤベゼル Ref.H4877、ミディアム Ref.H4878

実際僕はシャネルのJ12が大好きで、セラミック感が無性にすきなんですが、なにせ高いのでいまだに思っているだけなのですが、白も黒も本当に出来が良く、機械式のムーブメントが入っている点がやっぱり更に良い。

ムーブメントといえばシャネルは結構ムーブメントづくりにも最近では本気になっています。

その証拠に2017年にシャネルは自社で作ったムーブメントを載せた高級な新作モデルを発表しました。

ムッシュー ドゥ シャネル プラチナ 世界限定100本 Ref.H4801

ムッシュー ドゥ シャネル プラチナ 世界限定100本 Ref.H4801


このモデル。

シャネルが5年かけて開発したという自社製のジャンピングアワームーブメントが入っている1本で、細部にいろいろなこだわりを見せています。

まずケース素材がプラチナ製ということでかなり高額で高級なモデルですが、シャネルが自社で生み出したというムーブメントはジャンピングアワーの他にはレトログラードも載せています。

文字盤上部にある円に達しそうな扇形のものでミニッツを表すインダイヤルのようなものなんですが、60までいくと一番左端の0に瞬時に気変わる装置をレトログラードというわけです。

このレトログラードは腕時計のなかでもあまり採用しているモデルが少なく、特別モデルにこの機構を使用しているのをよく見かけます。

中央に位置するのがスモールセコンドで、秒数をカウントしている。

そして6時位置のジャンピングアワー。

この数字がアワーを表すわけです。

なかなかユニークな時間の表示をするモデルといえるんじゃないでしょうか。

バランス的にはシンメトリックで調和がとれたレイアウトをしていて、文字盤もグラン・フーエナメル技法が使用さえ、美しさはぴか一のダイヤルであります。

温度管理が非常に難しいグランフー文字盤を生み出すことが出来るブランドはわずか。

ブラックに高温で焼き上げられたエナメル質の文字盤を楽しむことが出来る。

という感じで2017年に発表されたシャネルの芸術ウォッチは長い歴史をもつ雲上ブランド顔負けのモデルと言えます。

プラチナと併せられ高級度は最高峰。

世界限定100本というのもうなずける少なさです。